【2017冬アニメ】リトルウィッチアカデミア 第14話 評価・感想

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　2017年冬アニメ「リトルウィッチアカデミア」第14話「ニューエイジマジック」の評価・感想。ルーナノヴァが妖精たちのストライキで二進も三進もいかなくなりアッコは直談判に向かうのだが、何故か「団結」の鉢巻つけてストライキ側に回って座り込みしているぞ！どうしてこうなった？？ルーナノヴァは新学期になってクロワ先生が就任した。ソーサリー・ソリューション・システム「ＳＳＳ」・マジクトロニクスなどルーナノヴァの伝統とは相反してのデジタル思考。だがこの先生、なんだか怪しい・・・。

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リトルウィッチアカデミア　第14話「ニューエイジマジック」

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※各話の評価・感想はこちら

　アルクトゥルスの言の葉を３つ蘇らせたアッコに、アーシュラ先生ことシャリオは「アッコに本当のことを話すときが来た。」と窓の外を眺める。アルクトゥルスの言の葉・クラウソラスことアッコが持ってるシャイニーロッド・世界を変えるほどの力があるグランドリスケルの謎にいよいよ迫るといった２クール目のスタートであった。




　万聖節も終わり新学期を迎えるルーナノヴァ。新しい先生も来るらしいぞ。禁断のアルクトゥルスからシャイニーロッドを見つけたアッコに驚くアマンダ(・・・・盗むなよ）。その杖の秘密にみんな興味深々だ。ダイアナもその会話を影からこっそり聞いていた。ダイアナが一番興味を持っているのだろうけど。




　アーシュラ先生は秘密を話そうとアッコを部屋に呼ぶが、そんなときバドコック先生からのけたたましい電話の音が。「アーシュラ先生、早く来て下さい！」って一体何事？すると、用務員の妖精たち（妖精なんだ！？）が魔導石のある塔の入口の座り込んでいる。ストライキって、一体何が不満なんだ？




　ということでルーナノヴァの料理・洗濯・掃除といった身の回りのことが一切行われず、学校はピンチ（コンスタンツェのメカにお任せすれば解決すると思うが・・・）。妖精たちの要求はもっと魔導石のエネルギーを使わせろということだが、バドコック先生の説明によると魔導石のエネルギー量は右肩下がりで要求は呑めないらしい。って、魔導石依存１００％なのに、そのエネルギーが低下する一方って、由々しき問題だよね。




　とりあえず、卒業生などの知り合いにエネルギーを分けてもらうということだが、その重労働を担うのは若いアーシュラ先生。「こんなことしてる場合じゃないんだけど・・・・若いって辛い！」って（笑）




　そんな中妖精たちのストライキはエスカレート。魔法遮断材で魔導石を覆って魔法を使えなくしているぞ！ってそんなことできるの！？しかし、妖精の作業中強風が吹いて遮断材がアッコの方に落下してきた！そこになぞのドローンみたいな魔道具がアッコを救ってくれた。救ってくれたのは新任の現代魔法を教えるクロワ先生。魔法が使えないのに空飛ぶ魔道具にアッコたちは興味津々。マジクトロニクスを駆使して作った空飛ぶドローンルンバ。要するに、次世代エネルギーで作った産物ということか。ケーズデンキに売ってないかなぁ～～。クロワ先生は「興味のある人は魔法の未来について一緒に考えましょう！！」だって。ただ、古株の先生からはあまり受け入れられてない様子だったけどね。










　暖房もなくて寒くて起きるアッコたち（笑）。そしてストライキが終わるまでは授業も呪文の暗記のみと地味なもの。マジくそ妖精コノヤロウ！とアッコが話をつけに妖精たちの元に・・・。しばらくして、妖精を少しなだめようとやってきた校長先生たちが目にしたものは、なんとアッコが鉢巻つけてストライキ側に回って座り込みしてるぞ！どうしてこうなった？「我々は給料として、エネルギーの使用率アップを要求する。給料よこせ～～～」って・・・。説得するつもりが説得されるなんて（笑）。








　そこに「いい加減にしなさい！ルーナノヴァがなくなってもいいの？」とダイアナさんが登場し、妖精たちに言い放つ。「働く場所が無くなってもいいの？」とも。するとアッコが「ブルジョワに労働者の気持ちが分かるか～～！？」って返して、妖精たちを焚きつける。そして、アッコ・ダイアナの争いに発展か？？だが、「あなたにはもっとやるべきことがあるでしょう。」って言って去るダイアナさんだった。








　しかしあれなんだな。妖精たちは魔導石のエネルギーがないと生きて行けないんだな。そりゃ死活問題だしストライキに発展しても不思議じゃない。優しいアッコが妖精たちの気持ちを理解してストライキ側に回るのも分かるわな。魔導石をドラゴンに奪われたときは動けなくなってたんだね。魔法学校で魔法を使うのは当たり前だけど、そのために誰かが我慢しなくちゃいけないなんて不公平とアッコは言う。そこに一匹の怪しい妖精の姿をロッテが目撃する。その妖精は例のキューブ状になって消えてしまった。何か裏でこのストライキの糸を引いている者がいるのか？






　で、妖精労働組合とルーナノヴァ側の本格的な協議が開かれる。当然、その場にはアッコの姿も。アッコ「書記長になっちゃったんです！」。校長「あ～ら出世しちゃって」って、何だろう・・・この校長のライトなノリは（笑）。しかし、妖精側の要求は現実的に無理とルーナノヴァ側は折れない。「エネルギーは作れるものじゃないしね・・・」という校長の言葉に、「作れるとしたら！？」と口を出すクロワ先生。私が開発しているソーサリー・ソリューション・システム「ＳＳＳ」ならってどっかにありそうな会社名みたいだな。






　クロワ先生のプレゼンでは、魔導石はレイラインから魔力を吸収し魔力を放出してると。うむ、これは終末のイゼッタのときと同じような仕組みだな。ただ、放出した魔力は垂れ流しになっていて無駄を生んでしまうので、無駄になっている魔力を吸収して保管するというのがＳＳＳらしい。うむり。「なんだか難しそうねぇ～」って、校長先生、そんな難しい話ではなかったぞ。




　ＳＳＳ導入の費用が問題だが、ルーナノヴァに研究所を作れば政府から助成金が出るということでクロワ先生の案が採用されるのか？妖精側もこれには納得。しかしフィネラン先生が却下します！！と。「クロワ先生、我が校に近代的なものは持ち込まないように（コンスタンツェ・・・・）」。先人達が守り続けたルーナノヴァを守る義務があると。革新か保守か？意見は食い違う。果たしてどっちが正しいの？



　協議は纏まらず、「伝統、伝統って」と嘆くアッコに「仕方ないわ、新しいものを受け入れるには勇気が必要ですもの。」と答えるクロワ先生。「今度現代魔法の授業に遊びにいらっしゃい！」って。アッコはクロワ先生に好意的で、現代魔法に興味を持っているようだ。ただ、現代魔法ってデメリットはないのだろうか？？




　その頃ハンナさんとバーバラさんは、妖精に賄賂を渡してお風呂に入ろうとする。（てか、カーテン邪魔！）。しかし、裏切り者妖精に何者かが制裁を下し、かつそれをハンナさんとバーバラさんのせいにされてしまった。ほかの妖精たちもダイアナの部屋に集まってきた。例の怪しい妖精もいるぞ。キャーと言う声に驚くアッコは、コーヒーをスーシィーの方に噴出すが、さっきのスープではもろ被りだったスーシィーはキノコを盾にして防いだぞ（笑）。














　これを機に妖精のストライキは暴動に発展！！ハンナさんとバーバラさんやっちまったな～。アッコたちは「魔法を使えるようにしなくちゃ！」と慌てて魔導石のある塔をかけ上がり覆われている遮断材を剥がそうとする。そこに怪しい妖精が登場。妖精の言葉が分かるロッテだが、「この妖精には気持ちがない。何を考えてるか分からない。まるで機械みたい」って。












　するとその妖精は化け物に変身。ＲＰＧのボス戦のような雰囲気だった。触手は例のキューブ状になってる。まあ、勘のいい人は誰の仕業か分かっているかもしれないが。そして化け物に押されてアッコは塔から落下。しかしまたもやクロワ先生の空飛ぶルンバに救われる。って逆さになってルンバと一緒に回転するアッコ(笑）。






　「システム作動！」そのクロワ先生の声にＳＳＳが動き出す。スマホを使った魔法！！斬新だ！するとドローンルンバが、暴動を起こしている妖精たちから怒りのエネルギーを吸収し始めたぞ。ただ、何故かアッコが、例の火の妖精が元気になっている替わりに被爆してるんだけど。クロワ先生、「大丈夫？怪我はない？」ってそりゃ冗談キツイぜ！（笑笑）。で、化け物はどうなった？？










　まあ、この一件で校長先生たちもＳＳＳに興味を持ち始める。フィネラン先生は解せない様子だが・・・。しかし、これが例の怪しい妖精といい、ＳＳＳを導入させるためのクロワ先生の自作自演だったなんて。準備完了ねって明らかに何か企んでいる様子だ。そして新月の塔にも研究所が設立。たくさんのサーバーみたいなのが設置された。そしてデジタル機器の使用も解禁ということになった。アッコもすっかいクロワ先生のファンになってる。そこに魔力調達から戻ったアーシュラ先生。とんだ、無駄足になったが。ただ、クロワ先生の登場にアーシュラ先生は驚いた様子だった。

　










　やはり直感的にクロワ先生の登場は、ルーナノヴァにとっては良くないことだと思った。アーシュラ先生とクロワ先生の関係も気になる。ブルームーン回のアッコが気を失う前に見たイメージ（アッコは記憶になさそうだが）。最後に登場した女性のシルエットは、クロワ先生のような気がする。本当、このブルームーン回は２クールを見る際には重要な話だね。ただ、そのイメージを見る限りは、この先は物々しい雰囲気になりそうだ。果たしてこの物語はどういう結末を迎えるのか？どっきどき～のわっくわく～な展開は６月末まで続く。
　


　
第14話までの評価　100点

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